2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

6月4日までPCを触れませんし、触りません。お返事まだになっている方申し訳ありませんが6月4日までお待ち下さい。誠に勝手ですが、精一杯目の前のことにベストを尽くします。 では、また6月4日に。

実存分析(existential analysis)

今日の勉強記録は、実存分析(existential analysis)について。 これはフランクルによって創始された心理療法です。 人間の本質を精神的実存に求め、その在り方を分析するものです。 簡単に言うとこの世に実際に存在する精神について、その在り方を分析する…

人間性心理学(humanistic psychology)

はい、今日の勉強記録は、人間性心理学(humanistic psychology)についてです。この心理学は人間の全体性や主体性を重視し、生きる意味や価値などの問題を追究する心理学です。アメリカの心理学者マズローは精神分析、行動療法に対する第三の勢力と主張しま…

思春期(puberty)

はい、今日の勉強は、一度は通る道、思春期(puberty)についてです。 研究者によって年齢区分は異なりますが12〜14歳、12〜17歳くらいの年齢です。 この時期は第二次成長期の出現を中心とする、性的、身体的に成熟に向けて大きな変化を迎える時期でホルモン…

皮膚電気活動(electrodermal activity)

今日の勉強記録は皮膚電気活動(electrodermal activity)について。少し小難しそうな名前ですが、簡単に言えば「手に汗にぎる」部分、手掌、足底においた電極から誘導される電気活動の名前のことです。嘘発見器はこの皮膚電気活動の皮膚電気反応(galvanic s…

クライエント(client)

はい、じゃ、今日は補足としてクライエント(client)について手短に。 クライエントについてはクライエント中心療法にも書きましたが“来談者”という意味で“カウンセリングを求めて来た人”という考えです。 心理療法では治療者(セラピスト)に対して、患者…

クライエント中心療法(client-centered therapy)

はい、今日の勉強はクライエント中心療法(client-centered therapy)です。 これは日本のカウンセリングでは一番活用されている方法だと思います。 まず、この療法はロジャーズ(Rogers ,C.R.)により創始された心理療法で、その初期段階では非指示的精神療…

衝動(impulse, drive, instinct)

今日の勉強記録は衝動(impulse, drive, instinct)の話。 これは日常茶飯事使いますよね。 動因(行動を起こすために必要な内的状態)の一種で、その強度が大きく、本能的あるいは非反省的な行動*を引き起こす原因となるものです。 例えば、“衝動買い”とか…

閾下(subliminal)

はい、今日の勉強記録は閾下(subliminal)について。この説明は難しいし、オチを読むとイライラする人がいるかもしれません。 サブリミナルって書くとピン!と来る人もいるかもしれませんね。これは、ある刺激が閾(刺激が感じる場合と感じない場合の境界の…

催眠療法(hypnotherapy)

今日の勉強記録は催眠療法(hypnotherapy)について。 昨日、催眠療法とは違うのですが…催眠や自律訓練法やその他もろもろを含んだちょっと理解しがたいビデオ(若干怪しいビデオ)をゼミで見たのですが…ちょっと気分が悪くなってしまい…。まともな催眠療法…

強迫神経症(obsessive-compulsive neurosis)

はい、今日は強迫神経症(obsessive-compulsive neurosis)の話をします。 長くなったので本日の勉強記録にします; 心理学じゃなくて精神医学じゃない?というツッコミは止めて下さいね(笑) 強迫神経症は、強迫性障害(obsessive-compulsive disorder)と…

集合的無意識(collective unconscious)

はい、もう3、4回書いた記憶のある集合的無意識についてそろそろ書いておこうと思います。 これはユングの考えで、普遍的無意識とも言われています。 ユングは人間の精神(プシケ)を構成する部分、内容、力動的力、相互関係という4つの側面から捉えている…

無意識(the unconscious)

はい、今日は無意識(the unconscious)について。 これは普段から使っているから知ってるよ!と思う言葉なのですが、じゃあ無意識って?と言われると答えに困るんじゃないでしょうか? 一般に、個人の行動を左右し、思考や感情の方向付けに大きな影響を与え…

神経症(neurosis)

はい、今日は神経症(neurosis)の話をしたいと思います(すっごく長くな日記なのでお暇な時に読んで下さい)。 神経症とは何ぞや?と思う方も中にはいらっしゃると思いますが、「あの人って神経質だよね」とか言う事ありませんか?その「神経質だよね」とい…

マザリング(mothering)

はい、母の日シリーズでもう一つ。 マザリング(mothering)について。 これは親や養育者などが乳児に与える母性的な愛撫や世話(maternal care)を意味します。 母親行動(maternal behavior)、あるいは広い意味では親行動(parenting)という呼び方もしま…

マザリ−ズ(motherese)

はい、今日は母の日なので、ちょっと母親に関する心理学を。 タイトルのようにマザリ−ズ(motherese)の話をしたいと思います。 これは、母親がおよそ2歳未満の子どもに話しかける際の語りには、使用言語がいかなる場合でも共通の特徴がみられますよ、とい…

ヒステリー(hysteria)

はい、今日はヒステリー(hysteria)の話です。これは、現実に問題となっていることを解決することができず、心の中に葛藤を生じて、その葛藤のために自我の安定を保つことが困難な状況なり、自我の防衛機制の一つとして問題に直面することを回避する結果、…

分析心理学(analytical psychology):ユング心理学

はい、今日は分析心理学(analytical psychology)の話。 ユングは自分が作った心理学を分析心理学と名づけたのだけど、タイトルのようにユング心理学って名前の方が一般的。 この考えの基礎は内向−外向で、内向型は自分の内側に関心があり客体と距離を置こ…

精神分析(psychoanalysis)

さて、今日はフロイトの話しもした事ですし、精神分析(psychoanalysis)の話をしようと思います。精神分析はフロイトの創始した心理学理論です。フロイトの理論に基づく心理療法で、人間心理の研究法でもあります。フロイトは元々は有能な小児神経学者、神経…

筆跡学(graphology)

今日は筆跡学(graphology)についての話。 グータンって番組の中のでも取り上げられていたんですけど・・・見た人いるかな?この筆跡学とは筆跡の物理的な特徴やパターンの分析を通して、書いた人のその時の心理状態、パーソナリティ(人格)の特徴を評価し…

リビドー(libido)

今日はわりと親しみやすいリビドー(libido)について。ポルノグラフィティの曲の題名にもあるので少し親近感を持ってもらえるんじゃないかな?リビドーっていうのは本来ラテン語で欲望を意味する言葉なんだけど、精神分析学の考えでは性欲動を意味する精神…

ユング(Jung,Carl Gustav)

はい、今日のテーマはユング(Jung,Carl Gustav)です。 ユングはスイスの精神科医で、分析心理学(ユング心理学)の創始者です。 1907年にフロイトと出会い、11年にはフロイトの勧めで国際精神分析学会の初代会長となりました(すごく偉いですね;)。 ユン…

フロイト(Freud,Sigmund)

今日はフロイト(Freud,Sigmund)の話。 名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? 聞いた事ない!って人でも、きっと夢分析って言ったらピンッとくるのではないでしょうか?彼は、精神科医で、精神分析って心理学理論の創始者です。 長…

カタルシス(catharsis)

日々の勉強記録、第一回目の今日はHPの名前にもなっているカタルシス(catharsis)について。最近では、普通(?)に使われるようになって来た気もしますが、カタルシスとはギシリア語で「浄化」という意味。この用語は精神分析学の初期にブロイラー(Breuer…