クライエント(client)

はい、じゃ、今日は補足としてクライエント(client)について手短に。
クライエントについてはクライエント中心療法にも書きましたが“来談者”という意味で“カウンセリングを求めて来た人”という考えです。
心理療法では治療者(セラピスト)に対して、患者(ペイシェント)の語が用いられているのが普通です。
でも、カウンセリングにおいてはカウンセラーに対して、クライエントという名前を用います。
これは「患者」という語彙が持つ、なんというか…病的なイメージではなく、自らの悩みを打ち明けに、カウンセリングルームに自らの意志で訪問する…自発的で、病理的イメージを弱める働きがある、配慮された言葉だと思います。
以上、簡単なクライエントの説明でした。