いじめ(bullying)

はい、今日はいじめ(bullying)について書こうと思います。

いじめというのは、自分より弱いものに対して、一方的に集中的・継続的に心理的・物理的な攻撃を加えることにより、相手が深刻な苦痛を感じているもので、起こった場所は学校の内外を問いません。
いじめは不登校や転校、ひいては自殺や殺人にまで発達するケースもあり、大きな社会問題として取り上げられています。
確か・・・私が小学生の頃にいじめを苦にして自殺する人が急激に増えて注目されるようになったような気がします(ので、10年前くらいからでしょうか)。
心理的なものには「仲間はずれ」や「無視」、「悪口」、「傷つくようなメモを回す」ことや、「ありもしない噂を広める」などがあり、物理的なものでは「物を隠す」、「物を壊す」など、暴力的なものでは「蹴る」、「殴る」等があげられ、その他にも「金品のたかり」などがあります。
傾向としては集団で寄ってたかってある特定の個人をいじめ、周りの生徒は傍観に徹している場合が多いです。
いじめる側の心理としては、ストレス発散的な要素があり、いじめる子は家では逆に弱者になっている場合があります(虐待まではいかなくても)。つまりストレスが適切に消化されないことから攻撃として他者に向けられるという考え方です。
その他にも家庭内の暴力、テレビやゲームの暴力シーンがモデルとなって行動を学習して実行に移してしまう(いじめてしまう)という社会的学習説が最近多くのメディアで取り上げられています。
いじめられる側は、色々な意味で集団からはみ出た生徒・・・例えば極端に内気、動作が緩慢などといいった子がいじめの対象になることが多いようですが、本当に些細なことからでもいじめは起こるので、特に対象になる子というのがいるかどうかは不明です。
傍観している人は、「かばうと自分が今度はいじめられる」という心理から、いじめる側を注意することも、いじめらている側の味方になることもできず、見て見ぬふりをしてしまう傾向があります。
最近では、先生や大人に見つからないように巧妙な手口が多く、いじめの方法が残忍かつ悪質になってきています。
報告される件数は減少傾向にあるものの、依然として日常的な問題として継続しており、依然深刻な問題です。
何か学校はいじめをタブー視していて学習する機会をちゃんともっているのか疑問に思うことがあります。
おりをみてクラスで話し合いをもつべきだと思うのですが・・・どうでしょう?(しているのかなぁ・・・)。

今日の勉強記録はいじめについてでした。何か参考になることはあったでしょうか?