音楽療法(music therapy)

はい、今日は音楽療法(music therapy)について。
ちょっと最近話す機会があったのですが、ちゃんと勉強してなかったと反省しましたので勉強してみました。

これは、音楽がもつさまざまな効果を心身の健康回復・治療に利用する心理療法の総称です。
音楽を健康のために利用するという発想は古くからあったようですが、実証科学的な研究の歴史は浅いようです。
音楽心理学なるものは19世紀後半以降から体系づけられてきたようですし。

治療対象と音楽のどのような効果を利用するかということは以下の5つにまとめられます。

  1. 神経症心身症患者→心身のリラクセーションを促進させる。
  2. 発達障害情緒障害児→音楽を楽しむ事によるカタルシス効果を生かす遊戯療法的利用。
  3. 身体機能の回復をめざす人→リハビリテーション領域での利用。
  4. 精神障害者心理療法的利用。
  5. 老人施設→交流促進や心身機能増進のためのレクリエーション療法的利用。

以上のような事があげられるようです。
確かに自分の好きな音楽を聴いていると心が落ち着く事が多々あります。
これはみなさんも「そうそう」と頷ける人が多いのではないでしょうか。

ダウン症児はリズム感が良い子が多いと聞いた事がありますし、才能が生かせるかもしれませんよね。
最近、老人ホームでは積極的に音楽療法が用いられているとか。
聞いて楽しむ方法と、自分で音を出して楽しむ方法とありますが、認知症の方には、自分で音を出す方法を用いると回復の兆しが出る患者がいると論文で読みました(が、またも題名を忘れました;)。
これからもたくさんの可能性を秘めた心理療法です。
が、私の音楽音痴は並ではなく・・・音楽が得意な人が羨ましいです。
んー・・・でも、聴くのは好きです。それで良いかな?(笑)

今日の勉強、簡単にまとめましたが勉強になったでしょうか?